院長のブログ
鼻と歯並び(4)
著名な歯科大学教授の発言です。「呼吸障害に対する専門家が極めて少なく、ほとんどの小児が診断、治療を受けていな状態である」
成長期の呼吸障害による不正咬合の急激な増加に対して保護者の意識、関心のうすさに大きな落差と危機感を感じています。口呼吸障害を疑う患者さんには口呼吸の恐ろしさ理解してもらうため、子供さんにもわかる専門書をお貸しして家族で読んでもらうことにしています。口呼吸障害の症状は検査しても原因となる病気が見つけにくい病気です。その結果患者さんは救いを求めてさまよっています。最近の報告では口呼吸症状が再びカメレオンのように変わり始めているようです。また新たな診療科が生まれるのでしょうか?