院長のブログ
「日本人の骨格は受け口、歯並びは出っ歯」パート7
子供から大人まで咀嚼筋をしっかりつかわない食生活に慣れている私達、生活には何の不便も感じていないと思っている方が大半ではないでしょうか。しかし毎日食べる、話す、飲み込む、呼吸する時に咀嚼筋の働きが悪いと将来困ることになります。その筋肉が未発達のまま大人になるとどのような生活習慣病が待っているか列挙しました。しかし咀嚼筋が発達できない今の食生活を認めなくてはならない現実もあります。ならばこの環境下で最低限どのような食べ方を心がければ良いかというと咬筋を使う食生活、すなわち奥歯でなく前方で食べ物を咀嚼する習慣を身につけることで感覚受容器をフルに活用させることです。前歯部に分布している感覚受容器は人体の危険を常に脳に知らせ、正常な軌道へ回復、修正を促す役目から、私たちを常に守ってくれるはずです。
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