院長のブログ
「日本人の骨格は受け口、歯並びは出っ歯」パート6
呼吸障害を理解するために顔の内側を覗いてみましょう。リンゴをむくように外側を取り除くと最初に見えるのは顔全体にたくさんの筋肉がついています。さらに内側は頭蓋骨(トウガイコツ)と呼ばれ、一般的に怪談やお化けのシーンに出てくるときのドクロ、しゃれこうべと言われている白い骨です。個々の器官が正しく機能をしてれば問題ないのですが、生活環境により筋肉が発育不良を起こしたり間違った使い方をしますと骨や他の臓器に悪影響を与えてきます。例えば咀嚼筋の中で重要な仕事をする筋肉は咬筋(咬む筋肉)です。発育の始めは側頭筋が主役で活動していますが、成長するにつれて咬筋にバトンタッチしますが、その交換がうまくできないとほっそりした顔になり呼吸障害を生じるようになります。今そんな子供たちが増えています。
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