院長のブログ
先生、あれから世界が変わりました、なぜですか?
最初は半信半疑でした。鼻炎、いびきなどの呼吸障害は鼻、呼吸器系の領域で起きている症状で歯科、特に矯正分野において関わりはさほど多くはないのではないかと思っていました。昔から鼻、喉による障害は矯正治療に悪影響を与えるためできる限り治療前に治してもらう必要があること、もし癖や持病として抱えたまま矯正治療をすれば、せっかく綺麗になった歯並びが不安定になりかねない恐れが出てくることを事前にお伝えしています。しかし長年悩まされてきた鼻疾患が矯正治療通中に解放された。呼吸障害により顔全体の発育障害が矯正治療後改善していた。無呼吸症候群の兆候であるチアノーゼ(酸欠症状)が改善した事実から、鼻、喉を含む呼吸器系の病気の中に矯正治療で改善できる症例もあるのではないかという思いが推測から確信に変わりました。
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